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東京大学文科3類ドイツ語クラス卒業生の共同ブログです。個々人が、それぞれに思うことを述べていきます。

突発的文具レビュー その1

中高生のときはとにかくシャーペンが好きでしょうがなくて、とにかく手に入る限りのシャーペンを買い集めることに命をかけていた。今でもシャーペンに限らず文房具めっちゃ好きなんですが、集め始めてそこそこの年月になるし、せっかくなので文具レビューを書いてみることにする。レビューというか、戦友を紹介する、くらいの気持ちです。

 

 

フレフレシェーカー(パイロット、1000円+税)

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最初に紹介するならこいつしかいない。初めて1000円を超える文房具に手を出したのがこれだ。完全に一目惚れだった。いつも行くシャーペン売り場の上の方の棚に置いてあって、自分には縁のない価格帯の商品だと思ってずっとスルーしていた。それをあるときなぜかよく見てみる気になって、目に入った瞬間から心を奪われてしまった。デザインがいいのだ。

ペンの重量感とか重心の位置を意識するようになったのは多分このペンを使い始めてからだったと思う。その名の通りの振り子式で、ほんの少し重みを感じる程度の持ち応え。使い心地も値段相応に良いのだが、とにかく見た目が好きなのだ。メタリックな色使い、無駄のない丸さ、凹凸なくスッと下りてきてよくなじむグリップ、もうちょっとクリップが短ければ手の水かきのあたりに当たらなくてもっと良いのになーとは思うのだが、まあ縁を一周する針金の遊び心といい見た目が完璧なのでこれ以上は何も求めない。惚れた欲目というやつです。

最初に買ったのは一番手前のシルバーで、学生時代はいつもポケットに入れてずーっと一緒にいたので、もうだいぶ黄ばんで傷だらけになってしまった。デザインが好きすぎて色違いで4色揃えてしまったのだが、青とピンクはちょっと色の主張が強い気がする。そうはいっても好きは好き、俺の嫁と呼べる存在がいるとすればこいつである。永遠に使っていたい。

 

 

フレフレシリーズ(パイロット)

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前述のシェーカーの下位モデルとしてフレフレロッキー(500円+税、写真下)、フレフレスパーク(300円+税、写真上)、それと確かフレフレスーパーグリップが同じスタンドに並んでいたのを覚えている。ロッキー以下になるといきなりパイロットらしい男子小中学生っぽい(?)デザインになるのよね。

この記事を書こうとして調べたんですが、スパークはまだ売ってるけど、ロッキーはいつの間にかラインナップから外れてしまったんですね。当時は全く意識せずに「とにかく売っていて持っていないシャーペンをなくす」ということだけを目指して買いまくっていたのだが、おかげで今になってみたら廃盤になって入手困難なペンも手元に残っていることになり、時の流れを感じさせられている。

 

というわけで、好きなものについて語りたいというだけの記事でした。他に紹介したい文具が出てきたらまた書く。